前回のレッスンクラシックジプシーソング・チャールダーシュのレッスン バイオリンソロをギターで弾こう の続編で、今回はリズムギターを練習しましょう。
オリジナルのコードは簡単なもので単調なので、かなりかっこいいアレンジをしたものを紹介します。
以前もお伝えしたように、これはバイオリンの曲なので、ギタリストとだけじゃなくバイオリニストとも弾く機会があるので、腕の見せ所です。
はっきりいってこのバッキングは簡単じゃないですが、まずはゆっくりとしたテンポで始め、慣れて来たら早くしてみてください。
コード
今回のバッキングのアレンジを参考にしたのは、彼らです。
ギタリストの特殊なストロークに注目してください。これはジプシージャズで時々使うのですが、テンポが早すぎるとラポンプしにくいので、このストロークを使います。
ラポンプのレッスンはジプシージャズ必須のバッキング!ラポンプをマスターしようをどうぞ。
前回も紹介したコード表ですが、これが今回のアレンジの基礎になっています。
アレンジしたリズムギター
上の動画で紹介した、リズムギターにちょっとだけアレンジしました。
<PCで見ている方は、動画をクリックした状態ならスペースキーで再生・ストップができ、方向キーの右で進む、左で戻るの操作ができます。他のところをクリックすると、この操作はできません>
イントロは、手首を横に振る感じの高速ストロークです。
その後はほとんどのパートにベースラインを、所々にランニングベース を入れ、すべて特殊なダウンピッキングを混ぜたコードの弾き方をしています。
また、代理コードや2−5−1の動きを混ぜてコードを足しているので、タブの上にコードをすべて記載しました。ぜひ参考にしてください。
Intro
曲の始まり
解説するとすごく長くなるし、理論的な話が出てややこしいと思うので今回は解説しませんが、基本的にスケール音を使ったランニングベース と、2−5−1の応用で色々なコードを足しています。
音楽理論のレッスンはこちらからどうぞ。
また、今回はリズムギターの練習でしたが、メロディーの練習はこちらクラシックジプシーソング・チャールダーシュのレッスン バイオリンソロをギターで弾こう をどうぞ。
最後に
ジプシージャズギターって専用の弦や、ピック、もちろん専用のギターがあるって知っていました?
もしジプシージャズギターを持っていなくても、普通のアコギにジプシージャズ専用の弦を付ければ、音がかなりジプシージャズっぽくなりますし、専用ピックを使えば音も分厚くなるし。
こちら「ジプシージャズ必須アイテム」で必要なものを紹介しているので、ご覧ください