日本を離れて早15年ほど経過しました。
今では日本で音楽をやっていた期間より、海外でやっている方が3倍くらい長くなりました。
時々日本で演奏すると、英語交じりに喋ってしまって、なんかウザいやつみたいになっているんです。(笑
さて今回は、ストリートミュージシャンをやるにあたって必要な英語や英会話をまとめましたので、みなさんも海外に演奏に行きましょう!!
ストリートミュージシャンは英語でなんて言う?
日本語は和製英語もあるので、英語と思っていたものが違ったりすることがあるので気を付けたいところですよね?
まずは「私はストリートミュージシャンです」と言うときは、
- I’m a street musician / street performer.
- I’m a busker(バスカー)
- I make busking / I do busking(バスキング)
- I play guitar on the street.
などと言います。
路上ライブやストリートライブ の事も同じで、上の表現を使うことが多いです。
路上ライブで使う英語
人気のあるスポットなんかは、待ち時間があるし競争も激しいので、他のミュージシャンと話すと有利に場所取りができるし、情報交換もできるので、いくつかの例を紹介します。
どのくらいここで演奏するのか聞く
- Excuse me , How long are you going to play here?
- Im just thinking to play here after you.
- It looks like a good place , doesnt it?
<意訳>
ここでどのくらい演奏するの?
私も君の後にここで弾こうと思ってるんだ。
なかなかいい場所だね
ちなみに今自分が演奏していて、これを聞かれたときはこう答えます。
- I’ll be done soon .
- I’ll finish it in half an hour / in 10 minutes
- I have just started now so it’s gonna take a while
<意訳>
もうすぐ終わるよ。
30分以内 / 10分以内に終わるよ
今始めたばっかりだから、ちょっと時間はかかるよ
他のミュージシャンに一緒に弾こうと尋ねる
- Hi , I like how you play. Do you want to play with me?
- Can I join you ?
- Lets play together
<意訳>
君の演奏好きだな。一緒に弾かない?
一緒に弾いてもいい?
一緒に弾こうよ
だいたいこの質問をすると、「あとで一緒にね」って返ってきます。
というのも、路上で演奏する時は、人数が増えれば増えるほど分け前が減るので、ある程度自分で稼いでから、と考える人が多いからです。
その他の会話
- Where do you usually play?(いつもどこで弾いているの?)
- Do you play solo or in a band?(ソロでやってる?それともバンドでやっているの?)
- Do you play solo?(ソロは弾くの?)
- I will take solo first then let’s swap it (最初に私がソロを弾くから、その後交代しよう)
- I play the ryhthm.(リズムギター弾くね)
- How do you play that?(どうやってそれ弾くの?)
- What key do you play the song?(何のキーでその曲弾くの?)
- Lets play in C(キーCでやろう)
- Do you know any other good spots to play?(他にもいいスポット知ってる?)
- Do you come here often?(ここにはよく来るの?)
- What kind of music do you play?(どんな音楽やっているの?)
- I play gypsy jazz(私はジプシージャズをやっているよ)
バーで演奏する時
英語で挨拶
まず到着したら最初にすることは、ビールの注文ですね^ ^
Can I have beer , please?
っというのは冗談で、まずは英語で挨拶をしよう。
Hi / Hello /Hows it going?<こんにちは/調子はどう>
Thank you for letting us play<演奏させてくれてありがとう>
Thank you for having us<上と同じニュアンスです>
What time does the show start?<ショー/ギグ/ライブは何時に始まるの>
What time should we start sound-check?<何時にサウンドチェックしたらいい>
次にサウンドチェックに行きましょう
Can I do sound-check ?<サウンドチェックしていい?>
Where do I plug my(guitar) cable in ?<どこにシールド挿したらいい?>
注)PAに直接プラグインする時に聞きます。
Which lead should I use?<どのシールド使えばいい?>
注)ギターケーブルが既に用意されてたら、こう聞きます
Which amplifire/amplification should I use?<どのアンプを使えばいい?>
注)アンプはアンプリファイアーもしくはアンプリフィケィションと言います
Can I have more high/mid/low?<もうちょっとハイ/ミドル/ローを頂戴>
How much is gain? Its 11oclock.<ゲインの設定は?11時の設定です>
注)PAの設定を聞くときはこのように聞いて、返答は時計の針に見立てた時間で答えます
Its too hot<ゲインが強すぎる>
can you turn up the volume please?<音量上げて下さい>
can you turn down the mic please?<マイクの音量下げて下さい>
sounds good<いい音だね。このセッティングでOK>
音の設定を変えたいときは、Can I have more/less 〜で、何々の部分に、リヴァーブ、コーラス等の単語を入れて、もっと欲しいときはmore、減らしたいときはLessを使って下さい
ギター用品を英語で言うと
あと、あまり演奏に関係ないですが、ピックに関してです。
ヨーロッパで演奏するとき、ピックと言っても99%通じますが、多くの人はplectrum(プレクトラム)と呼びます。
ピックはアメリカ英語で、プレクトラムはイギリス英語ですが、多くのアメリカ、カナダ人もプレクトラムと呼ぶことがあります。
他には、シールドですね
これはギターとアンプを繋ぐケーブルですが、通常これはlead(リード)、 guiatr cableもしくはcable(ケイボー)と呼びます。
注)cableは間違っても「ケーブル」と言わないように!言っても通じないと思います。上では無理やりカタカナで書きましたが、英語の発音も最後のLの発音に気をつければ、おおよそケイボーな発音です。
また、ジプシージャズを弾くときは、私たちは座って弾くので椅子が必要ですよね?
その場合は
Can I have a stool please? (椅子/ストゥールを下さい)
もし、Can I have a chair ?というと、このタイプのものが来ますので、通常はCan I have a stoolと言います
また、私はよくギターケースと呼んでいたのですが、Gig bag<ギグバッグ>と呼ばれることが多いです。
最後に
外人と一緒に演奏する最低限の英会話ですので、ぜひこれらをを覚えて色々と交流を深めていきましょう!