先日、このジプシージャズ入門を使って練習している友達に、「難しすぎて全然弾けない!もっと簡単なレッスンも入れたら?」と言われ、そう言われたらそうだな〜と思い、初心者用のレッスンを増やすことにしました!
第一弾は当然マイナースウィングで、アルペジオのみの練習になります。とは言っても、ジプシージャズで使うアルペジオやフレーズを入れているので、すぐにでもソロで弾けるものになります。
また、ジプシージャズでは7thの音や、6thの音を使うことが多いのでこれも意図的に多用しています。6thの音って聞きなれないと音が外れている感じがするんですよね。
それでは、色々なポジションでのアルペジオを弾いているので、全部覚えたらあとあとソロがかなり弾きやすくなるので、頑張ってください。
レッスン動画
使っているアルペジオを簡単に解説しますね。
Am6・・・A C E F#(F#が6度の音)
Dm6・・・D F A B(Bが6度の音)
E7・・・E G# B D(Dが7度の音)
基本的に上記の音を使って色々なポジションで弾いています。主に単調なメロディーになっているので、自分のソロにフレーズを使うときは、リズムを変えて使ってください。
この、「色々なポジション」というのはすっごく大切なんです。というのも、5フレット〜10フレットの中でソロをずっと弾いている人をよく見るのですが(別にいいんですよそれでも)、ギターは20フレット近くあるのに全部使わないのは勿体無くないですか?
私はソロを弾くときに、0フレットから17フレットの間でソロを弾きます。結構左右に動くんですね。
なんで?
ん〜・・・ジャンゴがそうやってたから?
考えたことがなかったですが、おそらくジャンゴがやってたからでしょうね。まぁ、彼は2本指だったので必然的に動かなくちゃいけなかったのですが・・・。
ちなみに今回は深く解説しないので、アルペジオとスケールの詳しい説明は、こちらの「アルペジオとスケール」を参考にして下さい。
ジプシージャズのコードについては、「ジプシージャズギターコード」を参考に。
ジョショー ステファンがよく使うフレーズ
正確に言うと、ジプシージャズギタリストはみんな使いますが、ジョショー はよく使っているイメージがあるので、この見出しにしました。
これはちょっと解説が必要です。
これは4つの音が1セットになってまして、その出だしの音はアップピッキングで、残りはダウンピッキングで弾きます。
なのでピッキングは常に、↑↓↓↓ ↑↓↓↓となります。
ジプシージャズではこのダウンピッキングは、肘から下全体を下げる感じで弾きます。手首だけで弾く感じにならないようにしてみて下さい。
ジプシージャズ必須アイテム
ジプシージャズって専用の弦、専用のピック、もちろん専用のギターがあるって知っていました?
もしジプシージャズギターを持っていなくても、弦を変えるだけで音がかなりジプシージャズっぽくなるし、専用のピックを使えば音が太くなるし、と使っているものを変えるだけで見違えるように音が変わります。
こちら「ジプシージャズ必須アイテム」にジプシーギタリストが使っているもので、絶対必要なものと、もしあればいいモノなどを紹介しているので、参考にどうぞ。
最後に
それでは、このレッスンをマスターしたら、そのほかのMinor Swingのレッスンに取り組んでみて下さい。
その他の初心者練習法は、こちらからどうぞ。