さて今回は、デュークエリントンのキャラバンを練習しましょう。
はっきり言って難しいですね、今回は。というのも、ストーケロ・ローゼンバーグのソロを参考にしているので、速い速い!
若かりし頃の彼は、速さにこだわってる感じなのですがやっぱりいいソロを弾くので、ジプシージャズではジャンゴとストーケロのアドリブがスタンダードなものになってますよね。
コード
まずはレッスン動画をどうぞ。
コード進行はこれです。
結構シンプルなコード進行ですね。ジプシージャズでは2−5の連続の時にこの様にドミナントコードを使うので、ぜひ覚えていてください。
次に、コード進行のタブです。テンポの関係上、上のスコアの半分の小節数になっています。
もしくは、この様にバッキングを弾くときも多々あります。
使っているコードと、その他のポジションです。
ソロ
イントロは、若かりし頃のストケロローゼンバーグが弾いていたものを使いました。
ストーケロのソロもそうですが、やっぱりアルペジオが基本になってますね。以前から言っている様に、ジプシージャズではアルペジオの練習はかなり大切なので、毎日しましょうね。
こちらの「ジプシージャズのアルペジオ練習」をどうぞ。
この55小節目のリフなのですが、これはD7#9のアルペジオを使っているので、3連譜はD# F D#となっています。#9はぱっと見ると、マイナースケールを使っているの?って見えるので注意しましょうね。
フレーズ
キャラバンに使える感じのフレーズを作ったので、ぜひ参考のどうぞ。
ほとんどのフレーズは8拍子でやっていますが、いろいろ変えて単調にならない様にアドリブしてください。
A7のフレーズ
Dmのフレーズ
D7のフレーズ
G7のフレーズ
C7のフレーズ
F7のフレーズ
最後に
結構難しかったと思いますが、なんとかなる範囲かなとも思うので、頑張ってください。
その他の動画レッスンはこちらからどうぞ。
ちなみにジプシージャズギターって、専用の弦やピック、もちろん専用のギターがあるって知っていました?
もしジプシージャズギターを持っていなくても、普通のアコギにジプシージャズ専用の弦を付ければ、音がかなりジプシージャズっぽくなりますし、専用ピックを使えば音も分厚くなるし。
こちら「ジプシージャズ必須アイテム」で必要なものを紹介しているので、ご覧ください