チャールダーシュ(Czardas)という曲知っていますか?
イタリアの作曲家、Vittorio Monti(ヴィットーリオ モンティ)が1904年に書いた曲で、あのジャンゴラインハルトも昔弾いていました。
ちなみにチャールダーシュの意味はハンガリーのダンスの事で、チャールダ(酒場)で踊っていたダンスが名前の由来みたいです。
めちゃくちゃかっこいいんです。
ジプシージャズプレーヤーはこの曲をよく弾きますが、その他のギタリストはほとんど弾かないんじゃないかな?って思います。
というのも、これはバイオリンの曲なんですね。
知り合いにバイオリニストがいたら、この曲のこと聞いてみてください。絶対知っているので。
さて、今回のレッスンは、難易度は高めです。
遅いテンポだったらなんとかなりますが、この曲は速いテンポじゃないと聞きごたえがないので、頑張ってください。
ちなみにネットでこの曲のギターソロのタブを探すと、有料か、無料なら不完全なもの(間奏がない、イントロがない等)しか出回ってないです。
今回は、イントロから最後まで、曲全てのソロ トランスクリプション(タブ)を作りましたが、無料で出しているのは、このジプシージャズ入門だけです!!(ちょっと興奮気味です!)
結構長い曲なので時間がかかると思いますが、めちゃくちゃかっこいいので頑張りましょう!
チャールダーシュのコード
まずは曲をどうぞ。
下のコード表は、ちょっと進行が長いので2つに分けました。
細かいコードは、次の項で紹介するソロのタブ譜に載せていますが、流れは同じです。
コード表にも書いていますが、進行はイントローAAーBBーAーCーBーDです。
Cは間奏で、Dはキーが変わってDmからDメジャーになります。
ちなみに間奏のCパートを2回弾くこともありますが、今回は1回にしました。
クールなリズムギターのアレンジをしました。こちら「チャールダーシュのアレンジリズムギターレッスン」もどうぞ。
チャールダーシュのギターソロのタブ
もう一度同じ動画です。
<PCで見ている方は、動画をクリックした状態ならスペースキーで再生・ストップができ、方向キーの右で進む、左で戻るの操作ができます。>
まずはイントロからです。
イントロはフリーテンポで弾くので、うまく小節内に収まらなかった場所もあるのですが、こんな雰囲気でゆっくり弾いたらかっこいいです。
さて、ここからが本番です。
頑張ってくださいね。
大変な部分は、早弾きパートとBメロのダウンピッキングが続くところだと思いますが、ゆっくりしたテンポでまずは練習しましょう
今回はソロに焦点を当てましたが、めちゃくちゃかっこよくアレンジしたリズムギターのレッスンもあるので、ぜひどうぞ。
アドリブ練習のコツ
アドリブの練習をするときは、曲を完全に覚えるまでひたすら演奏する、が基本です。
ジプシージャズプレイヤーなら使っている人は多いと思いますが、ルーパー(ループステーション)を使って練習することは、多いですね。
ルーパーとは簡単にいうと録音マシーンで、今演奏したものを録音でき、それをループ再生(リピート再生)できるものです。
なので、バッキングを録音して再生すると、ひたすらそのコード進行が流れているので、それを使ってソロのアドリブ練習をします。
1万〜2万円ほどするので安くはないですが、必需品なので(あった方が良いので)余裕があれば買って使ってください。
こちらまとめ<ジプシージャズ必須アイテム>で、私が使っているものをいろいろ紹介しているので、参考にどうぞ。