さて今回は、ライムハウスブルースのレッスンです。
今回もですが、ちょっと難易度は高いです。なのでテンポをちょっと下げていますが、それでも結構早い部分があるので、早くて弾けない箇所は無理せずに、地道に遅いテンポで練習して下さい。
今回は、ソロはジャンゴのオリジナルをほぼ再現しましたが、リズムギターはオリジナルじゃなく、少しランニングベース っぽくアレンジしてみましたので、そちらも練習してみて下さい。
こちらの「コードとランニングベース を一緒に弾く方法」に詳しいレッスンがあるので、ぜひやってみて下さい。
ソロのレッスン動画
ちょっとしたコツを言えば、テンポを少し遅めで弾くといいです。というのも、メインメロディーは4分音符ばかりなので、早いテンポで曲を始めてしまいがちなんですが、ソロに入ると結構な早弾きがあるので、超難しくなります。
レッスン動画もオリジナルのテンポなので結構早いですが、テンポを落として練習すればなんとかなるので、ぜひ頑張ってください。
109小節のリフは、テンポが早ければ人差し指と中指を使ってハンマリングのようにして弾きますが、できるなら人差し指をスライドして弾いてください。
リズムギター・コード
主に使うコードと、違ったコードポジションです。
先ほども言いましたが、リズムギターはちょっとアレンジを入れています。
というのも、オリジナルは激しいんです!本当にアグレッシブなラポンプでちょっとやりすぎ感があるので、ベースラインを入れたバッキングにしました。
このバッキングは一つの例として、使ってみて下さい。
こういうバッキングをする時は、ベースがいない時、ギターだけの時など、もうちょっと音色が欲しい時に使いますので、フルバンドで演奏中はやらないほうがいいです。
下記は、アウトロです。
158小節の動きはジプシージャズではよく使うので、ぜひ覚えていて下さい。
最初のコードはA79で最後のコード(159小節の最初)はD79というもので、曲の最後のコードはGなので、Gの5度のコード(D)に向かってDの5度(A)から1度(D)に行き、最後はGに落ち着くというものです。
なんかややこしいですよね。
この度数の事は、ジプシージャズやジャズ、ボッサノヴァをやっていると避けては通れないものになりますが、慣れるまでややこしいです。
こちらのコードの作り、成り立ちを参考にしてみて下さい。(もし読んでみて「何言ってんだ?」って感じだったら、また半年後くらいに読んでみて下さい)
また、以前イントロとアウトロのレッスンをやったので、こちらも参考にどうぞ。
その他のソロやアドリブリズムギターの動画レッスンはこちらからどうぞ。