<ギタリスト必見>メジャーアルペジオとスケールの練習

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今回は基本的なスケールを練習しましょう。

スケールはソロには欠かせないものになります。

とはいっても、ソロを弾く時にスケールばっかり弾くわけじゃありませんが、アドリブをする時にも有効なので知っていたほうが今後のためになります。

また、ジプシージャズは基本はほぼアルペジオを弾いているので、こちらも練習していきましょう。

スケール、アルペジオの練習はメジャーキー、マイナーキー、ドミナント、ディミニッシュの4回に分けてやっていきます。

今回は第一弾で、メジャーキーです。

スケールとは

日本語で言うところの音階で、大きく分けて長音階(メジャースケール)、短音階(マイナースケール)があります。

例えばCの長音階といえば、#もbもない音ですね。

C D E F G A B と7つの音から構成されています。

細かく言うと、メジャースケールの中には、アイオニアン、ドリアン、フリジアン、リディアン、ミクソリディアン、エオリアン、ロクリアンとありますが、今回はアイオニアンスケールを中心にやっていきましょう。

メジャーキーのスケール

アイオニアンスケールが一番メジャーなスケールで、先ほど紹介したようにCメジャースケールは#もbもない音、C D E F G A B で構成されています。
このスケールを度数で表記すると、1 2 3 4 5 6 7となります。

ギターのフレットで見ていくと、この様になります。

メジャースケール ギター

上の図で1をCとするとC D E F G A B となり、#もbもないですが、1の音によっては#やbの音が入ります

<例1>

メジャースケール C ,D ,E

スケールの覚え方

全ての構成音を知っていたほうがいいですが、まずは指の動きで覚えていくと、簡単です。

上記の例1の動きもその一つですが、ここでは他にもよく使う運指を紹介します。

赤丸が1度の音になります。

 

メジャースケール 運指 タブ メジャースケール 運指 タブ

キーCでタブを作りましたが、色々なキーで練習して見てください。
C major scale

アルペジオ

ジプシージャズでは、いわゆる「ジプシージャズのスケール」はありません。基本的にアルペジオを織り交ぜで演奏しているので、1にも2にもアルペジオの練習です。注)ハンガリアンスケールなどをジプシースケールと呼んでいる場合もあります。

こちら「ジプシージャズで使うスケール・運指」でジプシージャズに使う運指をスケールとして紹介していますので、参考にどうぞ。

アルペジオはコードの構成音で、通常のコード(3和音)は1,3, 5度の音から成り立っています。コードの形からどこに何度の音があるか見ていきましょう。

メジャースケール 運指 タブ

Cメジャーコードの場合、赤丸の1度がCで、3度 E  5度がG(ドミソ)となります。

アルペジオは上から下に、下から上にと弾ける様に練習しましょう。

D arpeggio

こちらはジプシージャズやジャズ、ボサノヴァでよく使うコードで、6コード(シックスコード)、69コード(シックスナインコード)や、メジャー7(メジャーセブン)などがあります。

major chord and arpeggioG6 Gmaj scales

major chord and arpeggioD69 Dmaj7 scales

左がコードシェイプで、右がアルペジオです。maj7のアルペジオのみ1度から始めずに、7度の音から弾いてください。

ちなみに69コードの9は2度の音と同じ音ですので。

度数の読み方は1, 2, 3, 4, 5, 6, 7 で次は1, 9, 3, 11, 5, 13, 7, 1となります。

Cメジャーコードの場合

度数の意味を知っていたら、コードを見ただけで何の音が必要なのかわかるので、分からないコードというものは、無くなります。こちら「コードの作りかた」を参考にどうぞ

上記のアルペジオを0フレットから15フレットくらいまでスタート地点を変えて練習しましょう。 (エレキギターを使っている方は20フレットくらい、行けるところまでやってみましょう)

「ジプシージャズのアルペジオ練習」で、ジプシージャズに必要なアルペジオの練習をやっているので、こちらもあわせてどうぞ。

全てのスケールの名前と音

度数表を書いたので、ついでに先ほど伝えたスケールの音を度数で表記しますね。

アイオニアン・スケール・・・1 2 3 4 5 6 7 (一般的なメジャースケール)

ドリアン・スケール・・・1 2 b3 4 5 6 b7(一般的なマイナースケール)

エオリアン・スケール・・・1 2 b3 4 5 b6 b7(一般的なマイナースケール)

ミクソリディアン・スケール・・・1 2 3 4 5 6 b7(一般的なドミナントスケール)

フリジアン・スケール・・・1 b2 b3 4 5 b6 b7

リディアン・スケール・・・1 2 3 #4 5 6 7

ロクリアン・スケール・・・1 b2 b3 4 b5 b6 b7

最後に

一度形を覚えたら、後はスタート地点を変えるだけで、全部のキーを弾けるので、毎日毎日アルペジオの練習はやって下さい。

スケールを覚えるのが苦手という方もいますが、コツは覚えるまで弾き込むです!

ちなみに、ジプシージャズには専用のピックや弦があるって知っていました?もしお持ちじゃなければ、「ジプシージャズ必須アイテム」を参考にどうぞ