今日は、ジプシージャズっぽくアレンジした曲を紹介するので、今後のアドリブソロやアレンジをする時に参考にしてください。
今回はミザルーのコード進行をを使いますが、はっきり言って原型はないです。一部原曲のフレーズを使ったところがあるので、わかるかもしれませんが。
動画レッスン
原曲のフレーズなんかはほとんど残ってないですが、雰囲気は残っていると思います。
この曲のキーはAmなので、コードがEの時でも、Fの時でもAmのスケールを使っている事があります。
気をつける点は、G# の音です。
G#はEの3度の音なので、コードがEの時は基本的にG#を使いますが、前述したようにAmのスケールを使う時はGを弾きます。
スケールはアルペジオとスケールのレッスンをで詳しく解説しています
また、この曲はキーがAmなので、EをE7として考えてE7のフレーズも弾いています。
これは、E7はAmの5度(ドミナントコード)だからです。
この点については、ダイアトニックコードを参照してください。
では、コード進行です。
コードの押さえ方です。
Fコードですが、あえて開放弦を弾いています。厳密に言うと2弦の開放音はB(シの音)なので不協和音になるはずですが、ジプシーの音色っぽくなるのでこうしています。
注)Fのスケールは F G A Bb C D E
アドリブ練習のコツ
アドリブの練習をするときは、曲を完全に覚えるまでひたすら演奏する、が基本です。
ジプシージャズプレイヤーなら使っている人は多いと思いますが、ルーパー(ループステーション)を使って練習することは、多いですね。
ルーパーとは簡単にいうと、録音マシーンで、今演奏したものを録音でき、それをループ再生(リピート再生)できるものです。
なので、バッキングを録音して、再生すると、ひたすらそのコード進行が流れているので、それを使ってソロのアドリブ練習をします。
1万〜2万円ほどするので安くはないですが、必需品なので(あった方が良いので)余裕があれば買って使ってください。
こちらまとめ<ジプシージャズ必須アイテム>で、私が使っているものをいろいろ紹介しているので、参考にどうぞ。
最後に
原曲のミザルーのレッスンはこちらになるので、比べてみてください。