Puttin’ on the Ritz(踊るリッツの夜)のレッスン・コード、タブ譜付き

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今回は、Puttin’ on the Ritzを練習しましょう。

インストルメントでもボーカル付きでも、かっこいい曲ですし、海外では知らない人はあんまりいないんじゃないかってくらい有名な曲です。

邦題では、「踊るリッツの夜」 と言い、曲調にあった名前だなと思いますが、Puttin’ on the Ritzの元々の意味は、「かなりおしゃれな服を着る」(To dress very fancy)という意味です。

有名なバージョンはTacoのバージョンで、私がこの曲を知ったのもTacoのバージョンでした。

Putting on the ritz アドリブソロのレッスン

33小節目のジプシージャズでよく使うフレーズが聞きにくかったので、下にオーディオファイルを追加しますね。

ジプシージャズ リック

リズムギター・コード

Puttin' on the Ritz、踊るリッツの夜のギターコード

バッキングは以下の様に、「ラポンプ」で弾きました。

putting on the ritz コード タブ譜 踊るリッツの夜 ギターコード

今回はイントロなしでやりましたが、自分でイントロも作ってみてください。

イントロの作り方、弾き方タブ譜付き

アドリブしやすそうな、典型的なジプシーな曲って感じのコード進行ですね。

以前に「ジプシージャズ入門17〜イントロのアドリブ練習 解説編〜 」で紹介したものと同じコード進行なので、このコード進行をイントロに持って来たらかっこいいですね。

キーDmの曲のイントロのアドリブ

13小節目のコードが見にくいので、書いておきます。

Em7b5 – Em7b5/Bb

ソロの解説

最初のコーラスは簡単だと思うのですが、一つだけピッキングについて紹介します。

ジプシージャズ特有のダウンピッキング

練習するときに気をつけてほしい所は、この下矢印をつけているDmのアルペジオの部分です。

ジプシージャズでは、全てダウンピッキングで弾くので、オルタネイトピッキングをしない様に。(スウィープ奏法も使わない様に)

コツは、手首だけで弾くんじゃなく、肘から下を少し下ろす感じでダウンピッキングを連続でします。

これはジプシージャズ特有のテクニックなのですが、習得するまでにかなり時間がかかりますので、気長に練習しましょう。

セカンドコーラスのアドリブソロでの注意点は、以下だと思います。

まずは、41小節目のAメロからBメロに行くところなのですが、コードもリズムギターもDmを弾いてますが、次のコードがGmなのでD7のフレーズを弾いています。これは5−1の動きを応用したものです。

次にこのオクターブのフレーズですが、早すぎる場合は、1弦を弾く時に中指で弾いています。3・4弦はピックで。

最後に

この曲も色々なバージョンがあるので、是非聞き比べてみて下さい。

というのも、この曲に限らず、ジプシージャズバージョンでは、ブリッジ等を省いているバージョンが多いので、オリジナルも一応頭に入れるためです。